trattoria timbro [トラットリア ティンブロ](大宮)2017/09/19 21:32

訪問:2017/9/19 18:00
評価:総合3.5、味4.0、サービス2.0、雰囲気3.0、CP3.0
HP:なし
地元大宮西口(駅からは1.3Km離れている)に、ご夫婦経営のイタリアンがオープンしたのは一昨日。新規開店日が3連休中ということで混むだろうと避けて、連休翌日に早速出かけてきた。
 
trattoria timbro
 
開店時間の数分後に到着したが、先客1組、後からおっさんが来たので、私を含めて1時間の間に3組の客だけ。
大宮駅西口から出るバスが頻繁に通る道なので、バス利用者には新しい店が出来たという認識はあるはずだが、特に広告もチラシも見かけていないので認知度の低さが原因かもしれない。
 
店頭に夫婦二人で営む店だと記してあったのに、奥様はお休み。
何でも週3日は来ない計画だというので、ご主人一人だけで営業していた。
こうなると、サービス面が疎かになってしまうことは避けられないだろう。
客が少なければ良いが、20人強は入れそうなので、混雑するとヤバイかも?(場所柄、まず考えられないけど・・)
 
トラットリア ティンブロ メニュー
 
メニューを見ると、新規開店の割にはしっかりしたラインナップ。
ハムや乳製品でおなじみのA.O.P.なんて書いてあるのが2品あったが、アーリオ・オリオ・ペペロンチーノの略で、早い話がペペロンチーノのことだとか。なるほどねぇ。

酒を飲まないのでメニューは掲載しないが、ワインだけでなくビールなどにも拘りがあるよう。でも、場所柄あまり意味ないような・・(というのは、酒を飲まない人間の発想?)
 
アミューズ
お通し(アミューズ)(216円)
 
酒に拘っているからか、最初にお通しですって出てきた。イタリアンで、メニューにコペルトを取るとも書いていないし、パンは別料金となっているのにだ。
 
この段階で、自称イタリアンの飲み屋かと残念に思った訳だが、店主(注:シェフは奥様だそうだ)に聞くと、店主は国内イタリアンだけではあるものの、20年ものキャリアを積んでいるそうだ。
 
シェフである奥様(シェフがほとんどいないレストランって??だけど)は、フレンチ端を歩んできたそうだから、最近埼玉で増えているご主人と奥様の両方が料理人というパターン。自称イタリアンは撤回かな?
 
そのアミューズは、カボチャのエスプーマ。底の部分に茹で南瓜の粒々、その上にラルド(?)を置き、その上から泡状の南瓜クリームを注いである。
カプチーノ仕立ては良く見かけるが、どちらかというとフレンチの分野(実際はスペインらしい)であるエスプーマを埼玉イタリアンで見たのは初めてかも。
 
カポナータ
カポナータ(432円)
 
とりあえず、全品432円の皿からイタリアン定番のカポナータをチョイス。
煮込み時間が短く、ここまで野菜の食感が残っているタイプは珍しいが、特にしっかりしたトマトの味が良かった。
ダテにイタリアンを20年やってきたわけではないようだ。
 
熟成肉のテリーヌ
熟成肉のテリーヌ(842円)
 
2品目も、私の定番であるパテ・ド・カンパーニュに近い豚肉のテリーヌ。
シェフ、つまり奥様が作っているそうで、店の名称はイタリアンだが、実態はフレンチの要素も多少加わっている。
美味しければ、私が好むタイプの店なんだが・・
 
そのお味は、超無難というか、癖の無い料理教本通りという感じ。
生肉よりもハム類を多用しているし、レバーも使っていないのだろう。
これだと店の特徴が出てこない気がするが、無難に美味しいのは確か。
ちょっと値段が高いかな。
 
自家製パン
自家製パン(270円)
 
パンも、ご主人(店主)と奥様(シェフ)の合作だそうで、手前のミルクパンはシェフ、奥のフォカッチャはご主人が作ったものだそうだ。それぞれ専門分野のパンを担当している。
ちなみに、シェフのパンはレパートリーがあるようで、日によって変わるそうだ。
 
トリッパ・フィオレンティーナ
トリッパ・フィオレンティーナ(972円)
 
地元店で歩いて行けることから、奥様がいる時を狙って再訪問するつもりなので、パスタやメインはパスして、もう1品も前菜から。これもお決まりのトリッパ。
 
フィレンツェ風とあったが、牛のハチノス(第二胃)だけを使っているようだ。
個人的には違う部位も食べたいので、これも物足りないかなぁ。
初心者向けという感じで美味しいんだけど。
 
青森県産紅玉のタルトタタン
青森県産紅玉のタルトタタン(702円)
 
デザートは3種類、黒板に記してあった。
金額が書いていなかったので聞くと、全品650円(実際は税込702円)との案内。
もちろんフレンチのデザートであるタルトタタンを選んだが、これも奥様の担当とのこと。
 
タルトタタンのアップ
 
バタータップリのクッキーの上にブツ切りのリンゴを乗せてあるという、予想外に手抜きだったけどまずまず。シナモン無しだけど、やっぱり教本通りっていう感じかなぁ。変化球が見えてこない。
 
そうそう、ここのトッピングにもピスタチオが使われていたが、何でもかんでもピスタチオだったのは、ご夫婦共余程好きなのかも。(私も好きだけど)
 
ということで、パスタもメインも食べていないので、第二弾をいずれお届けしようと思っているが、この界隈に真っ当なイタリアンが1軒も無かったので、私にとっては嬉しい新規開店である。(あとは、真っ当なフレンチが出てきてほしい!)
 
立地的には家賃が相当高そうなので、現状の客の入りを見ると心配になって来るが、大宮駅利用者を呼び込める距離では無いので、近隣をターゲットにしてチラシなど配ってはどうだろうか。となれば、お子様もターゲットになるのでお通し代など論外だ。トラットリアとはオステリアと違って食堂を意味するのだから、価格設定も含めて、もっと気軽に立ち寄れる店になってほしいと思う。
上小町バス停の真ん前なので、大宮駅西口からの西武バスに乗る方(イオン与野経由路線を除く)も、途中下車して簡単に立ち寄れる立地であることを宣伝しておこう。
 
なお、いつも書いていることだが、メニューに消費税外税の記載が無かったことと、コペルト(お通し)を取るとも書かれていなかったので、それぞれサービス点の減点対象とさせていただいた。(客を騙す行為とみなしている)
奥様がいれば、サービス点は多少上がると思う。
 
【店舗詳細情報】
店名:trattoria timbro[トラットリア ティンブロ]
電話:048-783-5387
営業:18:00~22:00(LO)
定休:不定休
住所:大宮区上小町603-1 新横溝ビル1F(☞ Google MapBing Map
GPS:35.901665, 139.610945

■参考
R923Eの海外食べ歩き+α(イタリア訪問レストラン一覧)