La Perche [ラ・ペルシュ](北浦和)2017/09/15 22:56

訪問:2017/9/15 11:10
評価:総合4.0、味4.0、サービス4.0、雰囲気3.0、CP5.0
隠しブログの先頭に書いておいたが、7月からセミリタイア生活に入り、体がある程度言う事を聞いてくれそうな62歳まで、年の半分を海外で過ごす計画でいる。この旅費を確保すること(年間約300万円x5年分)と、海外で買ってきた食材を消費することを優先したいと思っていることから、実需を除いて外食をやめることにしたが、例外は地元のフレンチやイタリアンで気になる新店が出来た場合。 
 
外観・店内
 
ということで、セミリタイア後初登場の店は、北浦和と浦和のほぼ中間点、お隣の吉野家が目印になる国道17号線沿いのフレンチ。情報源は、昔から浦和周辺の良店を紹介してくれている marimariさんのブログだ。
 
欧州から帰国してお気に入りのブログチェックをした際に気づき、その翌日に速攻訪問というのは、結構期待できそうだったから。(7・8月の2カ月間で日本に終日いた日は25日しかなかったので、地元店のリサーチは何もしていなかった)
運よくカウンター席3名空き有との表示が店頭にあったので入れたが、昼前には満席。店内が狭く客も多かったので、カウンター席以外の撮影は断念した。
 
ランチは、予約制のスペシャリテコースを除いて3種類。
もちろん予約不要で最高値のCコース(2484円)をお願いしたが、気になったのは最安値のAコース(1296円)に「1時間制」と、あり得ない表記があったこと。安いメニューで長居する主婦連対策だと理解はできるものの、真っ当な飲食店でやることではないだろう。最低価格を上げれば良いだけの話で、いいとこ取りをしようという運営姿勢が見えてしまうものだ。
しかし、2484円でフルコースになるとは、浦和の中心部としては戦略的だ。
  
前菜
前菜
 
前菜は、左上が南瓜のムースと海老のコンソメ(実際は海老とコンソメは別々)、右がハンガリー産の鴨のスモーク、下が真鯛のカルパッチョ。
 
marimariさんがディナー4500円(4860円?)のコースを紹介されているが、ほぼ同じ。
  
 
スープ
スープ
 
スープはマッシュルームのポタージュ。
濃厚なマッシュルームのお味は良かったが、少しだけ白ワイン(だと思う)の酸味が気になった。隠し味のつもりなのかもしれないけど、不要だろう。
あと、これもディナーコースと同じ。
 
 
自家製パン
自家製パン
 
自家製パンは2種類。フォカッチャとバゲットで、仏伊の代表選手を熱々の状態で出してきた。
バターの代わりに、フランス産フルール・ド・セルを溶かし込んだという塩クリーム。パンにタップリ付けていただける量だ。
 
パンのお代わりも出来ますとの案内があったが、フレンチでは当たり前。
当たり前のことをわざわざ案内しなければならないのは、市内に似非フレンチが多すぎるということだろうか。(パンが有料なんていう自称フレンチもある)
 
ちなみに、追加をお願いしたら、違うパンが出てきた。
marimariさんのとも違うので、結構多品種の自家製パンを用意しているみたい。
いま、広告サイトで確認したら、毎日5種類焼いているとのことで、あと2種類あったようだ。食べ損ねた・・
  
 
白身魚のポワレ ~クリームソース~
お魚料理:白身魚のポワレ ~クリームソース~
 
魚料理は、メダイのポワレとの案内。
店頭黒板メニューには白身魚とあったので、途中で切り替わるのかもしれない。
 
ソースは単にクリームソースとあったが、そこは洋食屋のものとは違って、地中海料理系のサッパリタイプ。焼き加減もまずまず。
 
  
霧島豚のロースト ~カフェ・ド・パリ・ソース~
お肉料理:霧島豚のロースト ~カフェ・ド・パリ・ソース~
 
肉料理は、霧島豚の肩ロース。
かなり叩いてあるのか、中央部分が必要以上に柔らか。
 
ソースの「カフェ・ド・パリ・ソース」という名称は初めて聞いたが、私には普通にありそうなソースという気がしたものの、wikiによると複雑なものらしい。
marimariさんの魚料理でも、同じソースが使われていたので、ソースの色合いはそちらでチェックしてほしい。しかし、魚料理と肉料理が同じソースって?
 
 
デザート・プティフール
デザートプティフール
 
デザートは、珈琲のお供であるプティフールと一緒に出てきた。
まさかディナーで、こんな出し方はしないと思うが、格安ランチなら仕方ない。
 
特に気に入ったのは、デザートのブランマンジェが、ディナーのアラカルトポーションだったこと。
量があるだけでなく、しっかり材料費をかけて作られていた。
 
 
紅茶
紅茶
 
食後のドリンクは、コーヒー・紅茶・ハーブティからのチョイス。珈琲と紅茶はアイスも出来ますとのこと。
いつものように、ホットでミルクティーをお願いしたが、ポットで出てきたのには驚かされた。
ただ、茶葉がハーブティーなのか、ミルクティーには合わないものだった。
 
 
おみやげ
 
お会計をお願いすると、どこにも税抜だと表記されていなかったのに、消費税を加算してきた。(サービス点減点対象)
しかし、Cコース以上だけなのか、全員なのかは分からないが、お土産にと自家製パンで作ったというラスクを手渡してくれた。減点帳消しにはしないけど、なかなか気の利くサービスだ。
 
 
以上、広告サイトで煽っている「クラシックなフランス料理」かどうかは怪しいが、広告サイトに掲載されていたキャリアを見る限りは変わった経歴の持ち主ではあるものの、その料理熱がしっかり表れていた気がする。
 
食材に関しても、原価計算せずに良い物を使っていた点で評価したいが、値段差が大きいディナーの半分がランチでも出てくるものという点では、夜の魅力に乏しいかもしれない。加えて、キャリア不足の面が料理にも出ていたので、ディナーは当面様子見にしようかと思う。(昔なら速攻でディナーも訪問した水準だけど、前述の理由もある)
 
また、全体的には良かったものの、メイン料理の説明が店頭黒板にあるだけで(この記事を書く段階で、撮っておいた店頭写真で存在に気付いた)、店内では表示も最初の説明も無かったことなども気になった点だ。
若いご夫婦(+1名ホールスタッフ)で、なかなか気づかないのだろうが、改善を望みたいところだ。
 
【店舗詳細情報】
店名:La Perche(ラ・ペルシュ)
電話:048-832-9960
営業:11:00〜14:00(LO,土日祝は11:30~)、17:30〜21:00(LO)
定休:火曜日・第1月曜日
住所:さいたま市浦和区常盤6-2-14 ときわビル2F(☞ Google MapBing Map
GPS:35.863261, 139.646408
 
■参考: